交差点では、自動車や自転車、歩行者など、さまざまな交通主体が同時に行き交います。その中で、安全でスムーズな交通を支えているのが交通信号です。
信号は「みんなが守ること」を前提に成り立っており、たった一人のルール違反が混乱を招き、事故につながる危険性もあります。
今回は、改めて交通信号の意味とルールを確認してみましょう。
青・黄・赤信号の基本的な意味

まずは、自動車から見た信号の意味を整理します。
青信号
青信号では、直進・左折・右折が可能です。ただし、青は「進んでもよい」という意味であり、「必ず進まなければならない」という指示ではありません。
前方が渋滞していて交差点内で立ち往生するおそれがある場合は、青信号であっても進入してはいけません。
黄信号
黄信号は、停止位置を越えて進行することはできません。
ただし、すでに停止位置の直前で、安全に止まれない状況(後続車から追突される可能性がある場合など)では、この限りではありません。
赤信号
赤信号では、停止位置を越えて進行してはいけません。
ただし、「左折可」の標識が設置されている交差点では、対面する信号が赤や黄色でも左折が認められています。

※海外では、標識がなくても赤信号時に左折(右側通行の国では右折)が可能な国もあります。そのため、日本の交通ルールに慣れていない外国人ドライバーが誤った判断をする可能性もあり、周囲の動きに注意することが大切です。
矢印信号・点滅信号の見方

矢印信号
青色の矢印信号が表示されている場合、対面信号が赤や黄色であっても、矢印の示す方向へ進行できます。
右向きの矢印では転回(Uターン)も可能です(道路標識などで禁止されている場所を除く)。
※黄色の矢印信号は路面電車専用であり、自動車は従うことができません。
点滅信号
- 黄色の点滅:他の交通に注意しながら進行できます。歩行者も同様です。
- 赤色の点滅:自動車は必ず一時停止し、安全を確認してから進行します。歩行者は周囲に注意して通行できます。
信号の正しい理解が事故防止につながる
交通信号を守ることは、安全運転の基本です。信号の意味を誤って理解していると、信号無視などの違反につながり、重大な事故を引き起こす原因となります。
免許取得時や更新時に配付される「交通教本」には、信号のルールがわかりやすくまとめられています。改めて確認し、正しい知識を身に付けることで、安全で快適な交通環境を守っていきましょう。
記事出典:損保ジャパン「Monthly Report」

